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プロジェクトの目的
感染症は人類にとって有史以前から大きな脅威でしたが,第二次大戦中に開発されたペニシリンから始まる抗微生物薬の開発は人類に大いなる福音をもたらしました.しかしながら,薬剤抵抗性を獲得したブドウ球菌,結核菌,マラリア原虫など感染症の再興,エイズ,SARSなど新たな感染症の台頭と大流行,農産物・畜産物生産体制の変化および物流の広域化や国際化による病原性大腸菌を原因とする食中毒の流行,BSE,高病原性鳥インフルエンザなどの流入,医療の高度化に伴い抵抗の弱い患者に発生するアスペルギルス症などの日和見感染症,これまで病原性がないと思われていた弱毒病原体,特に薬剤抵抗性菌種による新興感染症,海外で日本人が感染する輸入感染症など,感染症は再び人類の脅威となってきました.更に,2001年の炭疽菌によるバイオテロの発生は世界を震撼させました.
本プロジェクトの目的は,これら感染症と病原体を教育・研究する人々を支援し,感染症の制圧とバイオテロリズム対策の基礎研究に貢献することにあります.病原微生物の分野でも,生物多様性条約の下にあって研究資料としての菌株やDNAの海外からの補給は難しくなってきました.しかしながら,感染症に国境はありません.病原微生物研究の基盤整備は日本国民の健康,安全,安心のための基本的戦略に止まらず,感染症対策における大いなる国際貢献でもあります.病原細菌については大阪大学微生物病研究所,岐阜大学大学院医学研究科が担当し,病原真菌と病原放線菌は千葉大学真菌医学研究センターが,病原原虫は長崎大学熱帯医学研究所が収集保存提供を担当します. 2007年より本プロジェクトは2期目を迎え,病原微生物グループも参加機関体制が変わり,病原細菌は大阪大学微生物病研究所と岐阜大学大学院医学研究院が,病原真菌と放線菌は千葉大学真菌医学研究センターが,また原虫は長崎大学熱帯医学研究所が担当して5年間の事業を進めることになります.1期目には,多くの菌株を収集することが主な目標でしたが,2期目の重要な目標は高品質の基準株の提供体制の整備です.また感染症法の改正に伴い,高度病原菌株の収集・保存も制限され,さらに移動は難しくなっています.今後は安全を考慮し,遺伝子での供給体制のさらなる整備が必要となっています. ページの先頭へ
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実施体制
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提供可能なリソース
29,831 株
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分譲/寄託
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リソースを使った研究成果
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運営委員会など
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他機関との連携
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その他
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千葉大: MTA (PDFファイル形式) (